2013年7月20日土曜日

HUNTERXHUNTER30巻感想~「この上無く 非人道的な 悪魔兵器だったのである」


キメラアント編の最終巻にあたり、選挙編&アルカ編のプロローグに当たる節目の巻。
HUNTERXHUNTER30巻のレビューです。
各キャラに一言コメントする形でレビューしていこうかなと思っております


パーム=シベリア
タコと話している時の会話を見て、「レベルE」の江戸川を想起しました。冨樫はこうゆう女性キャラが好きなんですかね?(幽遊白書の羽霧と一緒にいた女性の成分も入っていると思った)

タコ
コイツは面がなんか、みててイラッとしてて好きなキャラではありませんでした。
別にマイナスの感情なんてないのにね。
キルアがキャラ変したのは、冨樫の都合だし、タコは何も悪くない。

コムギ
盲目っていうのは嘘なんじゃないのかと勝手に思ってます。
それ以前に、誰がコムギの世話してたんだ?とかあの髪型どうやって作るんだろとか、宮殿まで誰が連れてきたんだよとか、意図的な冨樫のお遊びであることをわかっていながら、声に出さずにはいられないです。

生きるのが嫌でしようがないキャラだったと思うので、メルエムがすぐ死んで、自分も都合よくそのお供になれるという展開は、「世界で一番幸せ」なんて馬鹿なセリフを用いるまでもなく、幸せだったと思いますね。心から羨ましい。すぐ死ぬのがいい

2次創作でコムギとメルエムがあの世なり、別ワールドなりで一緒にいる漫画を描いている人がおられるのですが、違うな~と個人的には思っています。(ガチで口出しする気はないです。私も面白く拝見させていただいてます)
あの世があってはいけないし、転生だってあってはいけない。あそこで2人とも死に、何も残らず消え失せてしまわないと意味がない。

ネフェルピトー
死んでますけどコメント。
冨樫はホントに楽しく漫画を描いてますよね。
私も冨樫と同じ「遊び」の能力があったらさぞ楽しいものなのだろうと空想します。
コイツがなんで美形キャラとして作られたかと言えば、最初からゴンさんの魔の手にかかって顔面をぐちゃぐちゃにされる予定のキャラだったからでしょう。
「ニャー」と泣きながらゴンさんに飛びかかっていったところが好きです。
それと、冨樫は体の立体感を描くのが上手ですよね。他の漫画の絵だと、ただの線だったり、トーンでごまかしたり、同じカットの描き方、顔のドアップしかしないというのが大半なので余計に感心します。


「メルエム」
この章の主人公でもある蟻の王ですが、
コムギに出会わなくても、人間的であるが為に自滅していたキャラだったと思います。

part2



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