「わかった!!赤ちゃんがうまれたばかりなのにカラオケパブで歌いまくる茂木さんの御主人!!」
ネックレスを無防備に置くみさえ。電話に出てるあいだにひまわりに持ってかれます。
今回もひま視点の話の様です。
しんのすけのゴールドテレカ(光り物)ひろしのタイピンなどを布団の下に蓄えるひまわり。(危ないから危険な習性です。)
この話でひまがハイハイできることを家族は知ります。
「イヤな初夢 イヤな目覚め・・・今年も大した年じゃなさそうだ」
17巻はイイ感じに言葉リズム・言葉使いのセンスがあるように思います。
夢の中でユミとロマンチックな所にいますが、おにぎりを口に押し込まれて目が覚めるヒロシ。
ひまがひろしの口をオマル代わりにしています。
正月の風景。イケメン好きの設定がプラスされました。
ひろしがしんのすけにひまわりを見ておくようにいい、しんのすけがシロにひまわりを見ておくようにいい、赤ん坊の面倒も見れないのかとみさえにキレられてオチです。
センスがあって面白い話ですけど、実際の正月がこんなんだったら一年中腐ってしまいそう。
正月は何もなくのんびりできるのが一番いいですよね。
「名前じゃねーやい このバカヤローっ ちきしょいっ」
久しぶりのしんのすけ単体のパートです。
そして密度が濃い。すねかじり大学生(16巻初登場)とネネママの2人が1日の内に出てきます。
「主人公がなんとなくぶらぶらしてたら」というのでしょうか。ストーリー漫画の日常編みたいなオマケ感があります。なんか得した気分。
いつも通り、食べ物をしんのすけにとられてうさぎを殴るネネママ。
しんのすけは凧揚げをしていて、2人に会っています。
「しみじみしてる場合じゃねーっ よこせーっ!!」
正月の時と同じくドタバタ系の忙しい話。
コントみたいで笑えました。
遅くに目覚めてしまった野原家の忙しい朝です。
あと、よしリン&ミッチーと同じぐらい、モブとしては結構会話にあがってくる藤原けいじとアンジェラ小梅という、カップルの名前も(男のカップルですが)
ひまわりが、食卓を滅茶苦茶にしておしまい。
「おまえひとりで行けーっ」
バスを乗り過ごすしんのすけのことで落ち込むみさえ。
幼稚園に送っていくまでの話です。
この巻の涙は何十リットル流れてるんだ、というくらい、登場人物はみな泣いています。
負の感情のつまった涙の方ですが。
みさえも毎日あれだけ自転車こいでるのに痩せない方が不自然ですね。食べてすぐ寝るのがいけないのか。
最後のページ、上段から3段目のコマ横1列の鮮やかさ。反射的に吹き出してしまいます。
「なによ いいたいことがあるならハッキリ言いなさいよ え?」
しんのすけを送り届けて帰ってきた日の、家でのひまわりとの時間です。
光り物とイケメン雑誌で餌づけのようにひまわりを操作するみさえ。
その合間に家事をしていきますが、目を離すとすぐになにかしていて、気の休まる時間がありません。
ネックレスがトイレの中にあるコマでオチです。
子守唄を唄っているのに、踊りだすひまわりの真顔で笑いました。
「ぬおおーっ たいへんだーっ!! 母ちゃんにかってもらわなきゃーっ!!」
文字を読んで、自然にアニメの声で再生されました。この17巻はアニメになったらどうなるかが目の前の画面のように、鮮やかに見える気がします。
真顔のひまわりの絵(この作品の目の描き方が効果的に見えるのだと思う)を見ただけで、こみあげてくるものがあります。
買い物に行った先でしんのすけと会ってしまう話です。ちゃんと帰るまでの話。
しんのすけがおバカをやらかしています。
迷子センターなどは出てきません。
「さTVドラマ「ふぞろいの蛇苺たち」みなくちゃ」
買い物から帰り、ひろしが帰ってくるまでの家の中の話です。
テンポがホントに鮮やかで見ていて爽快です。
センスが障壁に阻まれることなくにじみでています。見ていてつっかえる感じが一つもしない。
ひまのおむつ替えとしんのすけの「ムーニーマン」(おむつをヘルメットの様に被った。やってる本人は楽しいでしょうね)。
みさえに買ってもらえなかった「カンタム秘密基地セット」をヒロシが買ってきてくれたみたいです。
「たーよ たーよ」
夕食前のお風呂です。
ひまわりとしんのすけ、ひろしの3人で入ります。
ひろしは2人のおもちゃです。
風呂から出て食事をとって17巻終了となります。
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