2013年7月26日金曜日

クレヨンしんちゃん18巻part3~「でもオラちゃんと神経あるから」


ファンタジー編になります。
今回は昔話 
「雪女伝説」「ウサギとカメ」「3匹の子ブタ」「アリババ」の4編です。




「豚汁ではなーい」


しんのすけの本当の母親に会いに行く話です。
ここの設定はファンタジー編でのフィクションなので、現実の日常編には関係ありませんので注意。

お風呂にしんのすけとみさえが入っています。
湯の温度が暑いと言ってみさえが入っている浴槽を凍らせてしまうしんのすけ。
それを見たひろしの口から、しんのすけの母親の事が語られます。

ひろしは子供の頃(5才)父親と一緒に猟に出ていましたが、雪がひどくなったので小屋の中で過ごすことにしました。(父は銀ノ助)
するとどこからともなく雪女が表れて銀ノ助を凍らせてしまいました。
子どものひろしは逃がしてもらえます。このことを喋ったら殺すという条件付きで。

それから25年後。コンパで知り合った雪美という女性と結婚。しんのすけも生まれ幸せに暮らしてましたが、彼女の方から「その日」の事を教えてくれないと出ていくと駄々をこねられて話すことに。

話し終えると雪美は雪女に変身してそのままひろしとしんのすけを残して消えてしまいました。

それから1年後、ひろしはコンパで知り合ったみさえと再婚。
3人は雪女に会うために山奥へ。風呂場の会話を盗み聞きしていたTVクルーたちもそのあとを追います。
TVクルーを撃退して、しんのすけはみさえたちと暮らすことに決めておしまい。

竹取物語の話の時も、しんのすけは月の王国の王子という設定で、物語の最後、月へと帰っていきますが、やっぱり地上の家族がいいと野原家に帰ってきています。

雪女編の話はみさえがいい母親ですね。泣きながら本当のお母さんと仲良く暮らしてねといってますし。
しんのすけのキャラより、ひろしのほうが目立ってます。凍らされた父親を未だにとってあったり。


「今度はお茶かい!」

ウサギとカメのお話。マサオがいじめられている亀で、しんのすけが勝負をする亀です。
うさぎ側は亀たちと違い、まんまうさぎの姿が2足歩行して人間の言葉を使ってます。

しんのすけのルール無視な発想が笑える回(解決手段のアイデアというより行動が、ですが)。
他のストーリー主導のファンタジーと比べてもしんのすけの自由度は高いでしょうね。勝負するだけの話ですし。

日常編のをグレードアップさせた感じです。
かけっこのスタート時点に馬にのってスタンバイしていたり。甲羅をひっくり返されても(普通は起きられないが)山の方をお腹側にして起きて歩いて行ったり。

勝負に勝って、うさぎたちはうさぎ跳びで世界一周するハメに。マサオは基本泣いているだけで、「完走が目標だから」というしんのすけに怒ったりしていません(風間君なら「勝つんだよ!」と怒ってるでしょうね)。

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