2013年7月15日月曜日

SOULEATER23巻 SOULEATERのこと 2

考察・・・なんですかね、これは?

他作品を引き合いに出したり、他作品のキャラと比べるのはあまり好きではないので、極力していません。出来るだけ文字で説明しようとしています。しかし、出てくることは出ます
(例えば、女ヒロインはすぐに暴力振るう、知性のないヒス女なのに、主人はヒロインに惚れてんだ?あれのどこが?みたいな一般論など)


マカについて

私は最初嫌いでした。誰にでも考え付けるし描けそうな、捻りもなければ魅力もないキャラで。
黒のロングコートを着た少女主人公はいいのですが、髪形がツインテールというのもガキくさくて(何がいいんですかねこの髪形)

で考えてみたわけです。作者は鬼神やジャスティンを創り出せる人なのだ。なぜコイツが主人公やってるんだよ、やらせたんだよと。

で、マカの武器であるソウルを見て謎が解けたのです。正解かどうかは作者に聞かなきゃわかりませんけど、聞いたとしても、ひねくれ者は答えないでしょうね。
「嘘つき」とは違うタイプだろうから

「一歩踏み出すかに見えて、何もしない」
「突っ込んでいこうとするけれど、頭をもたげる前に動きを止め、もとの仁王立ちの姿勢になって身をしりぞける」
これがソウルという人物像なのですが、
私も似たような性格なので、その視点から「マカ=アルバーン」を見ると、とても都合のいい奴であるわけです。
それが「なんであいつは・・・」(妬み、苛立ち)を通り越して、憧れになるわけです。楽でいいよなと。

「エイボンの写本」に突入する前の飛行訓練の時
自分で注文つけて決定した、ガキくさい羽根のフォルムにブちぎれて、「こんな羽で闘えるか!!」
と言っただけで、戦闘用の羽根に進化した。

御都合ですよね。勇気(これも初見「ハァ?」ってなりました、んなもん求めてねーよって、お前までそんなこと言うの?この作風で?)で退魔の波長も。こいつの性格なら確かに狂気にはかからないでしょうけど、それだけに魂感知能力の設定が、おかしいんですよね。お前に感受性があんのかよっていう意味で。

初めて読んだときは、「なんだよこれ」と思いましたよ。ゴフェル(マカを殺しに来た奴)のキャラもギリコみたいな、とってつけて描けるキャラだったし(ギリコのキャラ自体は、またありきたりなものを・・・と反射的に思ったが、作者の画力が高かったことと、その時吐いていたセリフがぶっ飛んだ感じが作り物くさくなくてよかったのと、闘いの相手がクロナで、アラクネとメデューサの関係とか、ジャスティンとか他の付加要素とうまい事、絡んでいてバランスが非常に良かった。アラクネに怒鳴っているのは嫌いと言われて、おとなしく聞き直した事とか、モスキートとの性格の相容れなさとか)

ソウル=作者とみれば、
憧れの人物像マカは欠点があることが憧れのポイント(他の奴にはどういう少女に振る舞っているのかわからないので的外れかもしれませんが、ブラックスターはなんで仲良くしてんですかね?疎まれて当然だと思うのですが、「能力もないのにしゃしゃり出る」「馬鹿な戦い方しか出来ないクセに学業は成績優秀=役立たず」)であるわけだから、主人公やらせてるんじゃないかなと。
(本人がそもそも何があろうと真剣に悩まない



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