2013年7月19日金曜日

斉木楠雄のΨ難2巻感想part1 「暑いのはアンタらがベタベタくっついてるからだろ」


「楠雄ー 家具運ぶの手伝ってくれない?」


ミステリアスバカ☆燃堂力が表紙の黄色の2巻です。
第9Χ~第18Χまでの10話収録。
斉木家のリフォーム(模様替え)から、鳥束がPK学園に転校してくるまでの話が収録されています
(燃堂父が鳥束の守護霊であることが発覚する回です)
特別読み切りに幽霊の読み切りが収録されております。




「第9Χ」

前巻まで喧嘩していた斉木の両親は仲直りしたので、別々になった夫婦の寝室を1つにすべく斉木の超能力が活躍する話です。
母は、斉木の超能力を「困っている人の為に使うものなのよ」的な事を言っていた気がするのですが、この話では思いっきり夫婦そろってこき使っていますよね。
斉木に壁を破壊させておいてドン引きしていたのに、次のページではまたアホなこといってアホなことしているのを見ると、斉木が可哀相に思えてきました。
外で燃堂や海藤と戯れている方が、家の中でこいつらの相手するより楽なんじゃないのか?
能天気な奴って、斉木の神経質には合わないと思うんですけどね。
この一家を見ていると(母が超能力者であることをバラしたり)「いつ斉木はこの2人を痛めつけるのかな?でも見たくても本誌じゃあしないことはわかっている。だけどそんなストーリーが来ればいいのに」と空想している自分がいます。



「髪の色は紫だぞ?クラスにいるか?」


マインドコントロールの話。
松崎先生初登場の回でもあるのではないでしょうか?
マインドコントロールで1話 話は作れましたが、おかげで色々な話づくりのネタになるような要素を封じてしまった形になっているようです。
自然治癒力の異常な回復力を「不自然ではない」ことにしてしまったので、勇者学での河野の風邪の話のような病気ネタは出来なくなっていますよねこれ。
学校サボるときの言い訳もどうしてるんですかね斉木世界では(仮病も通用しないかも?)

それとこの回を見ていると、超能力者でなくたって充分超人やってる人いるじゃんってなります。
(一般人ですらマインドコントロールのおかげで「むしろ何をしたら殺せるんだよ?!」と思わずにはいられない回復能力を持っている)




「貴様・・・! まさか・・・!」


「第11Χ」
海藤のターンです。
わけわかんない単語がたくさん出てきます。
ゲーム回の「エクセル!」なんてこの比ではありません。
なんでよく読んでない話です。
流れ的には、海藤に前世でどうやらなんやらといって近づいてきたフードをかぶったメガネが、海藤の中二病を利用して、金を巻き上げる話。
そして斉木がメガネに制裁を加える話。
単行本の白紙のおまけ1コマでそのメガネが「ダークリユニオンはやばい」と言っているのがあるのですが(斉木の制裁のおかげでダークリユニオンが実在すると信じた)また再登場する事は無いんですかね?
4巻の占い師とかと一緒に海藤とダークリユニオンと敵対する同盟みたいなの作ったら、斉木+燃堂以外の海藤の話が見られて面白いかもしれない。



ないか。


「超能力者かお前は」


海に行く話です。灰呂が出てきます。
この話で燃堂に斉木家がどこにあるのかわれてしまって、以降燃堂は休みの日にも斉木を遊びに誘うようになります。

ゴーグル、サングラス、メガネの斉木の扉絵は
本誌ではカラーでした。
なんかよくわからないのですが好きで、ジャンプから切り取って部屋の壁に貼っていた記憶があります。私普段そうゆう事しないのですけどね。

燃堂はグラサンをつけると昆虫類のような気持悪さに早変わり。斉木もよく逃げ出さずに済みましたね。
燃堂と斉木母は初対面なのにすぐ意気投合。
たぶん3分くらいしか経っていないだろうに、信用を得る燃堂。
この2人の会話は面白いですね。

遊びに行った海で人が溺れて、それを燃堂が助けるんですが、この話の中で灰呂が燃堂を なんていうんですかね?ライバル?認める?感動する?
とにかく燃堂に一目置くことになります。

part2



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