2013年7月17日水曜日

斉木楠雄のΨ難~3巻感想part2 「この世界は・・・まもなく終わりの時を迎える・・・」

借り物競争に出場したのがテレパシーの通じない燃堂だったため、斉木のヘアピン(左のアンテナ)が抜かれてしまいます。
斉木がぶっ倒れて22Χ終わり。

借り物競争の紙に絵をかいたのは誰なんでしょうね?斉木のアンテナ以外の何者でもありません。


第22Xと第23Xは続きます。
アンテナは斉木自身の発明したものであり、強すぎる超能力を制御するための装置であることが、明らかになります。
しかし、一時的に外してしまった為、体のコントロールが利かなくなる。
超能力すらまともに発動できなくなり(このままではやばいとテレポートしようとするが、不発に終わり、燃堂に見つかる)

そのまま参加し続けることになり、綱引きに出ますが、綱を切ってしまったり、相手を宙に浮かしてしまったりで23Xはお終い。
(超能力の暴走ではなく、元々の斉木の身体能力自体がバケモノレベルであるため)
24Xに続きます



「いやほんと興味ない 優勝にもお前にも」


鳥束が出てきます。体操服の上に数珠をつけていたり、いつもの無地のバンダナの上に鉢巻をしています。

鳥束が「自分の組が優勝するぞ」と挑発したせいで、灰呂が「もし君のクラスに負けたとしたら、僕は坊主になろう」と言い出します。灰呂はクラスのリーダーなので、斉木以外の全員の男子が灰呂がやるなら俺らもやるという流れになってしまいました。

玉入れの海藤の投げ方で笑わせてもらいました。
手で投げるのと、ジャンプするのを同じタイミングでしている典型的な運動音痴の動作ですね。
腕を使わず、手首だけで投げているし、あれでは籠の中まで届かないですよね。

さいごはリレーですが、斉木がアンカーです。
マリカーのキラー状態で爆走しますが、最後の最後で転んでしまって終わり。


「というかなんで剃り込み生えてんだよ」

「第25Χ」(3ページ)
レギュラー陣が坊主になって登校しますが、
クラスメートたちは「鳥束の組に負けたらの話だろ?」ということで(鳥束の組には勝った)そのまんま。

「このマンガはギャグマンガだぞ 見た目の変化は持ち込まない お約束だ」


「第26Χ」(13ページ)
体育祭とは一切関係のない、防災訓練の話になります。
灰呂が暴走したおかげで生活指導の松崎先生に絞られる羽目に。
斉木は見てただけなので怒られてません。
ギャグですけど、集団ヒステリーですよね、灰呂の空気って。斉木の言う通り非常時には真っ先に死ぬタイプだと思います。


「しかし問題はコストパフォーマンスだ」


「第27Χ」
コーヒーゼリーの話。
3000円のコーヒーゼリーが川の底に沈みますが、
その代価として同じ3000円の高級ゼリーが3つ斉木の物になる話。
燃堂と少年がでてきます。

斉木のコーヒーゼリーが家に届いたときの「信じられない」という顔とか斉木ママとおんなじ表情になってコーヒーゼリーを味わっている、幸せそうな顔とか、
「とんでもないこと」に気付いた時の妙に真剣でボーっとした表情とか、見た瞬間に吹き出しそうです。


「それはお前が創り上げた ただの幻想だ」


「第28Χ」
海藤が占いの館なるところへ行く話です。
海藤の2面性(強いキャラ付けと弱気でいい子ちゃんな本性)を使った話です。
なんでこいつはこんなに友達が欲しいんでしょうね?


「誰なんだ君は」


「第29Χ」
照橋さんが「おっふ」する話です。
体育会の時も見てて思ったのですが、ヒロイン向きではないでよね。照橋さんの内面って。
男子についてはとことん見下していて、女子に対してはまた違った感情を持っているのかもしれないですけど、少なくともこの巻までの照橋さんは、
同性の友達がいるようには思えません。

「読み切り:劇団!インプロビゼーション」


演劇部の部活説明会の話。
話以前に、「勇者学での委員長みたいな、黒い!怖い!乱暴な女!が強いのはイヤだ」
という人は読まない方がいいと思います。
まんまそのタイプの話です。
「勇者学のボーリング回」のような、見ているこっちが苦しくなってくるマンガです。



斉木楠雄のΨ難第3巻はこれで全部です。

灰呂が丸太を縛り付けて歩いていたり、
シャッターを破壊したり、
コーヒーゼリーの絡んだ斉木の表情や、占いに興味津々の海藤なんかが、面白かったです。

4巻レビュー

0 件のコメント:

コメントを投稿