落第忍者乱太郎のレビューです。
メインで登場するのは:3人(乱太郎。きり丸。しんべヱ)+山田・土井+利吉さん+南野園是式+駄礼田郎と子分(ドロボー)+摂津院雲黒斎(幻術使い)
7章構成で、5章までは「縄張り図を取り返す」話。
後半は落ちぶれた貴族「南野園是式:なんのそのこれしき」の屋敷を取り戻す話になります。
番外編が22p収録されており、
+幻の3p劇場(学園の部屋でお金が見つかる話)が収録されております。
まず、喜三太のナメクジがいなくなるところから物語はスタートします。
くノ一のユキちゃんが塩をかけて殺したのは10匹
(残酷なことしているようですが相手が気持悪いナメクジなので、10匹だけかと思ってしまう。)
それ以外のナメクジは、幻術使いに盗まれたらしいです。(幻術に使う毒はヒキガエルからとれる。その蛙のエサにするため)
で利吉さんがその幻術使いを追っている(幻術使いに奪われた城の縄張り図を取り戻す任務)ので、ついでに喜三太のナメクジも取り返す流れに。(16巻内では見つかってない様なのですが、食べられちゃったんですかね?)
これも夏休みの宿題の一環だという事で、土井先生と利吉さんの忠告(危ない)を無視して、山田先生は3人に幻術使いを倒させようとする。
タイトル「かならず最後にギャグは勝つ」がそのまんま、幻術使いに乱太郎、きり丸、しんべヱがどうやって勝てたのかを表しています。
3人がドジをすると、幻術使い(摂津院雲黒斎:っせついんうんこくさい)はツボにはまったようで笑いこけているので、幻術が使えなくなるのです。
「では 父上 私はこれで・・・」
で倒した雲黒斎は、縄張り図を回収しているすきに逃げられてしまっています。
こいつが変装して町で幻覚を使った奇術を行って、見世物をしている(裏切られるかもしれない、とどの城も警戒して雇ってもらえないため、こうやって生活費を稼いでいる)のを、土井・3人組は見ていきます。その時に行き倒れた「南野園是式」に捕まって忍者だと見破られてしまい、だまし取られた屋敷・財産・土地を取り返してくれと頼まれる流れに。
屋敷に行くと、落とし穴があって、それを使って
書類を取り返すことに成功して16巻はお終いです。
何をしたのかというと、薬品を用いた幻術で、詐欺師2人組を穴に落とし、水に溺れると錯覚させて、書類を返したら助けてやるという作戦です。
「もうやめよう こんな会話」「ムダなコマでしたね」
番外編です。一年は組の生徒たちの暑中見舞いが山田宅に送られてきて、どうすごしているのか確かめるために家庭訪問をしていく話です。
幻の3p劇場は随分絵柄が違っています。
第1巻に入りきらなかった分らしいです。
この単行本の出版が1995/1/5で
この3p劇場は、1986/2/16ですから、9年ぶりに読者の目に触れたことになるようですね。
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