2013年7月17日水曜日

斉木楠雄のΨ難4巻感想part1~「嘘だろオイ・・・本物が来ちまったぜ!!」


斉木楠雄のΨ難4巻レビューです。
表紙はオレンジ色の灰呂杵志
第30Χ~第40Χまでの11話。
番外編の4コマ(斉木燃堂海藤)が見開き2ページ
特別読み切り「殺せんせーvs斉木楠雄」
が収録されております。




「たとえ幽霊でも人を脅してまで非道の限りを尽くしたら・・・オレその人に殺されちゃいますよ!!」


斉木は一切登場しない回になります。
いつもの斉木のポジションには鳥束が今回はいます。
アンケートの評判は悪かったらしいのですが、
「シュールギャグ」っていうんですかね?教頭と重なって遊んでいた幽霊とか。

こいつの残念なキャラはともかく、存在自体は結構好きなパターンです。
斉木の正体知っているのコイツだけだし(両親が鳥束の存在をしらないのも)、それを知った上での斉木への妬み(超能力俺もほしい)
も見てて笑えるので。

「斉木が超能力者でなきゃ成り立たない話」が出来るのって鳥束が出てきたときが一番際立つように思います。
灰呂の話とか照橋さんと町で遭遇した時とかは、超能力を使ってはいるが、超能力者でなければ発生しなかったか?と言われるとそうでもない。

照橋さんは、マンガ世界ならよくある「誰もが神聖視する美少女」だけど、斉木が勇者学の「魔道市 杖」のように女性に興味がないキャラでも、あの話は成り立っていたし、灰呂の話は斉木の様に冷めていなくても、普通人の感覚なら斉木のような態度になるし。

鳥束の話には不可解な単語が出てきます。
「寺生まれのT」「破ァーっ」など。
これらの元ネタは小説や漫画の中にはなく、ネットの中にあります。ネット用語なのです。
(普通なら知らないですよねこんなの。)

守護霊を見てあげるってのは、最初のうちだけですよね。ちやほやされるのは。
「幽霊はイイもん」という設定に麻生さんがしてしまったから、ぬ~べ~的に話も回ってこないだろうし
結局最後は女子にボコられて終わりますが、
ちゃんと真犯人は捕まったんですかね?
(というより捕まってなければ鳥束の居場所が・・・)


空を飛んでいた幽霊は足は生えていますが、
裸足です。なんか意味あるんですかね?

それと鳥束の言葉使いって意図的にこうしてあるんですかね?敬語とタメ口のバランスがよくわかんないです。


「やった・・・やったぞ!!」

「第31Χ」
予知夢の話です。



「漫画のキャラが漫画のコスプレしたら唯の別キャラだぞ」


「第32Χ」
ジャンプフェスタにおつかいにいく斉木の話です
そこで海藤と一緒に行動することになります。
泣いてるこどもの反応が面白かったです。
こどもには一生の思い出になるでしょうねあれは。



「こんな親 どう思いますか?」


「第33Χ」
クリスマス回です。
家に帰ると燃堂がいます。斉木1家と燃堂が一緒にいるのはこれが初めて(父は燃堂にあったことがない)です。すぐに打ち解けます。

相変わらず、楠雄の、父:國春への態度は笑えます。楠雄よりも勇者学の河野盾の方が「いい子ども」です。クリスマス回での盾の父もサンタさんの格好をしていました。



「お願いします!!神様楠雄様!!」


「第34Χ」
初詣です。季節の行事には一家揃っての登場みたいですね。
初詣に行った神社で、鳥束を除くレギュラーメンバーが勢ぞろいで新年早々オールキャストになります。
そのまま、斉木家にいって料理を食べる流れに。

そこで、単行本の裏表紙の予告通り、母の久留美が斉木が超能力者であることをばらして35話へ



「意外なくらい明るい両親だったな」

「第35Χ」

帰宅途中のメンバーを一人づつ襲っては記憶を消していく斉木。
作業がものすごく面倒くさそうです。
母の失言のせいでとんだ重労働ですね。

part2

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