2013年7月20日土曜日

落第忍者乱太郎51巻part1 「豆を移す習い」直観力を鍛えよう~の段

裏表紙は善法寺伊作&食満留三郎の二人が
包帯を拾い集めている、2012/4/30発売の「落第忍者乱太郎51巻」のご紹介です。



まずは、本編の前に、おまけページのご紹介を。
1ページ漫画として、作法委員会のおまけマンガが収録されております。
髪結いの「斎藤タカ丸」が髪の伸びる生首フィギュアを使って髪結いの練習をしているという話です。

帯の部分に宣伝文句として、「忍たま原作!どの巻から読んでもおもしろい!!」と書かれていますが、この巻(だけでなく最近の方はそうなのかもしれませんが)には、忍たまだけの話ではなく、ドクタケ城を始めとする、各城の忍者たちが大勢登場しまして、各城同士の関係性や、忍術学園との関係も理解しておかないと、ごちゃごちゃしているように見えるかも知れません。

かく言う私も、原作の方は4冊ぐらいしか未だ集めておらず、アニメの方も声とビジュアルで覚えている方なので、よく知らないキャラの方が多かった印象があります。
それ抜きにしても話作りの方で十分見ごたえがあるので、面白いんですけどね。


「そうだ すごいだろう 最近影が薄かったが落乱きっての悪役はやはりこのわしなのさ」


新学期が始まり学園に登校してくる3人のところから51巻スタート。
けれど実際は補習の為に、新学期開始より早く忍術学園に集められていたようです。
その補習「豆を移す習い」をしに、町へ行くことに。迷い癖を治すために5年生の不破雷蔵も町へ行こうとしていたので、4人で一緒に町へ行くことになります。

で町の中で稗田八方斎+変装の名人三郎+山田親子+暗器使いの戦いがあって、
そのあとも補習を続けていると、同じく「豆を移す習い」をしていたドクタケ忍者に捕まってしまいます。

で上記の忍術学園の先生、先輩に助けられて忍術学園にまで無事に帰れますが、
補習の方は台無しになってしまったので、またやり直す羽目になってしまいます。

それと、ドクタケ忍者(の風鬼)はタソガレドキ忍者の変装したもので、その目的は雷蔵の直観力を鍛えることが目的だったようです。(雷蔵が直観力を鍛えるきっかけはタソガレドキの雑渡昆奈門が雷蔵に「忍者に向いていない」とキツク言ったのが原因。フォローのつもりだったらしいが、3人の方は泣きを見る羽目になってしまった)



「これほど説得力のないセリフを聞いたことがない」

忍術学園にも他の生徒たちが来て、
乱太郎たちは、同じクラスの佐武虎若が倒れて医務室にいるという話を聞いて医務室へ。
虎若は顔の右頬を負傷しており(転んで怪我したらしいですが、絵を見るとおたふく風邪か虫歯になったように見える)そのことが原因で父と親子喧嘩をしてそのまま飛び出したので、食べるものがなく、行き倒れたらしいです。
最後の方でなぜ顔を負傷してはいけないのかが種明かしされるのですが、その理由は、火縄銃を構えるときには、狙いを安定させるために、頬に強く押し当てていないと打つことが出来ないから顔を負傷していてはいけなかった。
このことを理解していないから父は虎若を叱ったわけです。

part2

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