2013年7月11日木曜日

サイレントヒルリべレーション公開(7/12(金))に向けて。1作目のことpart1

多分違っているであろう設定

1作目では、子供の女の子が夢を見ながら「サイレントヒル」の絵をかいています。
そこに描かれているのは、教会・小学校・魔女狩りの絵などなど。
でこの少女の母が主人公でして、物語は車でサイレントヒルへ向かう途中から始まります。


(さも知っているかのように書いていますが、一度見ただけの状態で記憶を頼りに書いていますので、勘違いしているかもしれません)

で序盤でパーキングエリアにつき、そこで夫(女の子の父)と電話をします。
内容から、妻が娘の言うことをまともに受けていることを心配しているようで、妻の方はクレジットカードを止められたことを怒っています。
(離婚はしていないかと思われます。ただ単に意見が仲違っているだけで別行動しているだけかと)
電話していると、車の中の娘に女性警官が話しかけていて、この警察(銃所持)が途中まで主人公(武器なし)
と共に行動することになります。
しかし今は、サイレントヒル(この町は閉鎖になっていて立ち入り禁止区域)に行こうとしているので
警官は主人公を逮捕しようと追ってきます。

警官を振り切り、町に入れたものの、娘とはぐれて恐怖の時間がやってきました。

あの場所は観客たる私たちに対しても逃げ切れない恐怖感をよく説明していると思います。
断崖絶壁に立たされるとかよりもっとわかりやすいし身近です。
でこの恐怖タイムに出現する「異形のモノ」が
感動するほど素晴らしいのです。
「エイリアン」のような汚らしいだけのものではないだが、「とても恐ろしい」。「異形」という形容詞をここまで体現したデザインはそうそう見られるものではないかと思います。(コイツだけでなく、サイレントヒルの質感そのものが)
「異形のモノ」に呑まれる主人公を見ながら
「うわ~絶対嫌だ 怖すぎて発狂しそうになるんだろうな・・・」と「自分がこの状況に呑まれたら」を極自然に想像できたのも、魅力の1つだと思います。

ハリウッドの車が爆発するとか、大切な人の命が~とかはその力に欠いているので、見たところで全く「観ている甲斐」がないんですよね。

言い換えれば
「自分がこの状況に呑まれたらを、(強要されることなく)極自然に想像されてしまう」
事が「共感する」事だ、と私は考えているので、主人公の逞しい行動が(プロメテウスの主人公のエンジニアの星に行くとかいう決断)理解を超えたものであっても「あんな化け物じみた勇気は私にはないから共感できない」なんてことは、無いのです。むしろ「主人公の資格を有している」事に憧れます。

でこの主人公も、この恐怖タイムの後意識が途切れてまた目を覚ますのですが、また娘を探しに行きます(実際の悪夢もそんなもんですよね。どんな悪夢を見ようと起きてしまえば)
(文字だとなんてことない演出に見えますが、実際に見ると ゲームオーバーになる→既定のとこから再スタート、回避不可能のイベントが起こる→ワープしてのスタートのゲーム演出を見事に生かしたシーンになっています)
つづきます


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