2013年7月19日金曜日

斉木楠雄のΨ難2巻感想part3 「こんな澄んだ目をしたクズ初めて見た」


「いつから超能力バトル漫画にシフトチェンジしたんだ?」


「第17Χ」
サイコメトリーであっさりと手紙の送り主が何者かはわかったらしいです。

そして手紙を出した次の日に斉木家にその主がやってきます。



引っ張る必要もないのですが、斉木家に来たのは鳥束零太です。

でこいつがなんで超能力者に会いに来たのかというと、自分の霊能力は役立たずだから、超能力が欲しいのだと。やましいことに使うために。

斉木が「超能力って便利だね」という人がいたり、
新しい超能力が出るたんびに説明していることを脅しのオーラ混じりで鳥束に説明します。
(便利なものではなく呪縛であること。あと口で喋っているのかどうかはわからないのでただ単に睨みつけただけの場合もある)
この回の斉木はテレパシーで直接脳に語りかけるとかしないのか?
口で言っても伝わらないことを伝えられるのがテレパシー能力の本領だろうに
(追体験させたり、映像・感覚を直接見せたり)

サイコメトリーを封印していない状態で直に
鳥束に触れてしまい、サイコメトリーが発動。
鳥束の見ている幽霊たちの姿が見えて
この話はおしまい。



「お約束過ぎるだろ」


鳥束が転校してきて、守護霊を見ていく話。
最後に寺に行って、爆睡している燃堂父を斉木に見せて自分の守護霊であることを告げて、
斉木に「大変だな」と思われておしまい。

この回のタイトルは「隣のクラスの霊能力者」で
鳥束が隣のクラスになったのは、
こいつの名前のモデルがいる読み切り「おまえん家お化け屋敷」のタイトルがトトロネタだったからのようです。


斉木の守護霊はどんななんですかね?
この世界はギャグにすべてが注がれるので、わかったとしても残念なことになるのはわかっているのですが。

斉木って超人的な身体能力の設定の割に(FF世界の奴らの身体能力クラス:細身の金髪イケメンが大剣を振り回す)ちょっとの小走りで汗をかいたり、アーチ修理の時も、みんなは汗かいてないのに一人だけ結構かいてたりしてますよね。

で「師匠、師匠」と斉木の事を呼ぶこととか、斉木が、鳥束が自分の学校に転校してくることを知らなかったりとかで、ちゃんと正体をばらさない様に口止めを施します。場所は斉木のお気に入り「トイレの個室」です。完全なる密閉空間。
噂の転校生とトイレに籠ってるってこの行為自体が、人に見られてたら騒ぎになりかねない行動ですけどね。屋上とかにテレポートすればよかったのに。

ムスッとした顔とか
キルアばりの殺気のこもった目とか、イルミばりの無機質な瞳とか
鳥束でなくたってあんな脅され方(脅しというより殺しだけど)、ビビります。
喋らないって言ってるのにあの仕打ち、脅して遊んでいるのか本気でタイミングと理由さえ揃えば殺す気なのか、鳥束は斉木からロクな扱いを受けません。

タイトルは「お前んち、お化け屋敷」
鳥束の名前のモデルがいる読み切りです。
ホラーもので「ホントにあった怖い話」テイストで進んでいきます。
幽霊になったものの人を驚かせたことがなくて成仏できなかった(しなかった)幽霊が、主人公の家に人間のふりしてやってきて自分ちに招く話。
最後は成仏します。

3巻のレビュー

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