2013年7月25日木曜日

クレヨンしんちゃん17巻感想part4~おとぎの世界で大暴れ編



「私はトモコ 歌手志望のかわいい女の子」


一つ目はピノキオの話です。
歌手志望の女性と話していると、2人は知事と会社社長が賄賂のやり取りをしているのを目撃してしまい、そのまま知事の家に拉致られてしまいます。穏便に金の力で見なかったことにしてくれと持ち掛けますが、不正は許せないと聞き入れません。


独房に入れられた後、窓からおじいさんに居所を伝えようと鼻を長くしますが、ホントの事を言ってしまったりでうまくいかず、渓谷の丸太の上に連れてこられます。しんのピオが始末屋を倒し、そのまま歌手志望の女性が出場する大会に行きます。

会場にいた知事に、「あいつは自分たちを殺そうとした」としんのピオが告発。鼻が伸びないことが真実である証明になって知事は逮捕され、歌手志望の女性が優勝しておしまいです。



「ついでに金目の物をいただいたりもするの!!」


2つ目はピーターパンです。
しんのすけがピーターで妖精のお供が1体。
冒険したい少女のもとにファンタジーワールドからの使者として2人がやってきます。

ピーターパンのモデルになった人に会いたいのが少女の夢で、ファンタジーワールド1の大社長になっているその男に会いに行きます。

しんのすけは形だけですね この話の中では。
夢見る少女と夢を見ることを忘れた大人の話です。



「なに笑ってんの?:泣いてるんです」


動けないことを口実にパシリ扱いされるしんのすけ(つばめ)の話です。
金や宝石でできた像が、貧しい人に涙して、自分の装飾品を分け与えていく話です。

胸を張って偉そうに頼み込んでいる(像だから心の中で土下座しているという)2人のやり取りが面白かったです。
ファンタジーでしんのすけが、誰からこき使われているしんのすけになっているのはこれが初めてなんじゃないでしょうか?
しんのすけはこの像に腹立てながらも仕事をします。それが笑えますね。
最後は大統領の悪事をカメラに収めて、TVで流しておわり。この大統領は像を取り壊すつもりでいたのです。



「小銭でもすぐ動く 悲しいブタよのう」


2話連続でぶりぶりざえもんの話です。
アクション仮面のヒロイン、ミミコ君が出てきます。
このミミコ君がハゲズラ団に追われているところを
しんのすけと用心棒の女性が救います。
その礼としてミミコの家で食事をすることに。
何故狙われたかというと、魔王を封じた栓抜きを狙っていたという理由。彼女の一族は代々それを管理する家柄だったようです。
食事中にハゲズラ団が襲ってきてミミコが囚われの身に。
戦闘シーンが面白かったり、最後のオチがしんのすけの手で魔王を復活させたが老人になっていて、全く危険じゃなかったというところ。
映画「暗黒タマタマ」のプロット版みたいです。

用心棒がミネさん(ハリウッド映画に憧れて刑事になった女性)でミミコ君がひまわりポジション(封印の玉を飲んでしまった為狙われる)、栓抜きが埴輪の玉に、+オカマと極道風のスナック集団というところですかね。

これにてクレヨンしんちゃん17巻はおしまいです。
ファンタジー編より日常編の方が面白く感じた巻でした。
黄金の像の話と凧揚げをしてすねかじり大学生とネネママの出てくる話が気に入っています。

18巻へ


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