2013年7月30日火曜日

落第忍者乱太郎53巻part1~「お嬢さんと呼ばれたい」の段


「ヘンな仏像-ッ」 


2013/4/30 発売の落第忍者乱太郎53巻のレビューです。
今の時期ではこの53巻が最新刊となります(7月現在)
裏表紙は孫兵と八左衛門とムカデが目印です。(いつも毒虫を脱走させてる人)


今回は親切仕様になっているみたいですね。
本編の前に各城の関係性と登場した巻、忍者のデータが表になって1ページにまとめられています。
40も城があるみたいですね。覚えきるのは大変ですよねそりゃ。

今回も新学期がはじまって忍術学園に登校する場面から始まります。
しんべヱが変な太り方をしています。理由はダイエットの失敗らしいですが、お尻の方はともかく、
頬っぺたはどんなに太ってもこうはならないんですけどね。年を取って皮膚が伸びるとか、表情筋が衰えて伸びているでもない限り。

きり丸が遅れてやってきて、小銭をためたツボを掘り出すのを手伝ってほしいと頼まれ、それを埋めてある「首なし地蔵」のある廃寺(はいじ)へと行きます。

そこで密書がどうのこうのとなり、しんべヱの鼻水にくっついた密書を追って盗賊の藤棚藤十郎(コミックス36巻初登場)、骨董商のおじさん(コミックス9巻初登場)、ホテイタケ忍者、クサウラベニダケ忍者、スッポンタケ忍者が忍術学園の「森」に来てしまいます。追われていた3人は土井先生が助けに来て、捕まらずに済みます。

森に入ったのは忍者勢で計5人。ここの森は忍たまたちの練習場になっているので、土井先生はわざとこちらのルートを選び、撃退しようという考えです。
今この森で行われている補習があって、(扉絵でネタバレしているのですが)6年生の3人が女装の補習をしていて、「お嬢さん」と呼ばれることが、課題の様です。

この3人(女装)が忍者どもの相手をしている間に密書を入れ替えて、偽物の密書を追いかけさせて忍者たちはフェードアウトします。



ここまで読んでみて


心理戦やら、頭脳バトルとかとは違うベクトル(方向)で頭を使うなと思いました。
一番原始的な使い方でもあるなーと。
読むだけならそれほど困難ではないのですが、文字で説明してみようとすると、途端に煩雑で、量が多くて、どこからとって付けばいいのやらと途方にくれるのですね。
物語の話を理解しようとしていると、ここのコイツの反応が必死で笑えるなとか、よく大人しくしていたもんだとかいうキャラを楽しむ余裕が無くなってきますね。正直。
このドタバタ感と、「何故か~まで巻き込んで?!」がこの漫画の形であることはわかるのですが、単純にこの作品は私の脳の形に合うタイプではない(苦手な部類)ようです。


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