2013年7月17日水曜日

クレヨンしんちゃん16巻感想part5~「ちくわになれ:悩ますな!」


「桃太郎」の話と「フランダースの犬」と「西遊記」の話3つあります。


桃太郎の話は凡庸な話です。
ギャグも全くないです。
桃太郎が不良で鬼が虐げられる立場という。
「逃走中」(テレビ番組)でも似たような設定の回がありましたよね。


「こき使ってやる このくそ犬」

オキロという少年(性格がすこし風間君に似ている)と、おじいさんと、パトラッシュに当たる犬=しんのすけの3名で話がすすみます。

借金のせいでおじいさんが殺されかけたので、
2人は大会にでて優勝賞金を狙います。
そのお金で借金を返し、3名は幸せに暮らしましたとさがオチ。

この3名の掛け合いが好きです。
オキロのキャラもおじいちゃんのキャラも好きです。


「めくるな!!のぞくな!!私は幻影なのですぞ!!」

ぶりぶりざえもんが行き倒れているのをしんのすけが家までひきづっていきます。

そこで食材にされかけたものですから、(以下ブタ)ブタは三蔵法師の術がかかった石を取り出し
三蔵法師のメッセージを野原一家に見せます。

(この話では、昔のドラマの三蔵法師を女性が演じていたため女性ということになっていますが、史実では三蔵法師は男性です)

術が野原一家にかかっていてしんのすけはサル(孫悟空)に、ひろしはつるっぱげのカッパ(沙悟浄)に、みさえは坊主の三蔵法師に変身させられてしまいました。
本人に会うまで、解けません。

術を解くため旅立ち、そこで銀格・金格と戦うことになります。
まず真っ先にみさえがヒョウタンに吸い込まれ(返事をすると中に閉じ込められる魔法のアイテム)
ひろしも吸い込まれます。

しかし、宅配のトラックがそばを通りかかって、転がってきたヒョウタンを手に持ったまま、銀閣・金閣に宅配物があることを告げて、それに2人が返事をしてしまって、2りがヒョウタンの中へ、定員は2名までなので、みさえとひろしは無事に外へ出る事が出来ました。

三蔵救出は1ページで片付きます。
芭蕉扇(ばしょうせん:もの凄い風を吹かせることのできるアイテム)をもった敵を如意棒で倒すだけ。

坊さんが旅行会社を経営する欲深な坊主なのが面白かったです。
ぶりぶりざ衛門はブタってだけでしたねこの話では。
三蔵法師としんのすけの如意棒に対する無茶な注文の方が目立っていました。


16巻はこれで全てです。
要約すると、園長先生とぶりぶりざえもんがよく出てきて(2話づつですけど)
刑事ごっこの話が面白かったです。

17巻の感想です


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