2013年8月3日土曜日

斎木楠雄のΨ難1巻レビューpart2~「気にするな ただの中二病だ」


「この男、海藤瞬も、その病気に冒された一人である」


第3Xはレギュラーキャラ「海藤瞬」のメイン回です。
燃堂も出てきてますが、即刻退場してますね。

この頃の海藤は、封印の包帯は装備していますが、服はボロボロになってません。
不良の様に、肩にかけて羽織っているだけですね。



海藤:「言葉に気を付けろよ。サンダーの餌食になりたくなければな」

教師:「お前こそ先生のTAIBATUくらってみるか?」



連載の中で、ヘタレキャラであることやら、
訳の分からんこと言ってウザうるさいキャラがデフォルトになっている彼ですが、
この話のオチのような、ヘタレでない海藤もいいですね。
これありきで、海で溺れたりしているのが個性なのだから。最近の中二病は形だけになっている気もします。



「やれやれ 友達いない同士 仲良くしろよ全く・・・」


海に誘ったり、プリクラ撮ったり、隕石を見せに行ったりと、(5巻刊行現在までに)
斉木がいなくても結構仲良くしているこの2人が、はじめて話の中で一緒になります。
そして、斉木の意見は無視で、互いが互いに「俺と行くんだ」といって、勝手に争い始めます。

よくここから、海藤家訪問の話であった(5巻参照)「大切な友達ランク」まで上れたもんだと感心します。
ちなみに、0巻の方では友達欲してるキャラでしたが、1巻内では、相手にされていないという描写だけで海藤自身が寂しい言ってるキャラであるという描き方はされてません。
斉木と一緒に「不穏な風」の原因を突き止めようとしているだけです。
(不穏な風ってなんなんだ?)

女の子の脱走した犬を見つける話です。
海藤の素を見た後に、斉木の顔見てると、なんか怖い顔してますね これ。

おまけの白紙ページのとこに
海藤と燃堂が首輪に繋がれて斉木と
(クレヨンで描いた絵のような場所)散歩しているポカポカしている絵が入ってます。
燃堂は犬。海藤は猫です。

→part3


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