「間違えてやんの」
私は好きな漫画で、私以外にも「うけた」人もいる漫画。
「ライトウィング」の単行本レビューです。
どうせ誰も見ていないだろうし、好き勝手言います。
「あーもったいね。あーもったいね。あーもったいね。」
と以降ループで感嘆ばかりが身体の底から湧いてくるマンガ。
と以降ループで感嘆ばかりが身体の底から湧いてくるマンガ。
悪口じゃあなく、みんなこんな風に出来ればいいのにという祈りです。
だって打ち切りとかヒドイですもん。
8巻ぐらいの構想だったんだろうなという事が
読んでいて伝わってくる。
「現実を突きつけてやるのが 親友としての優しさだ!!!」
代わりになるものはそうそうないと思います。
一人ひとりの描写が優れていて、
どうでもいいキャラが一人もいない所が凄いです。
(手を抜いていないというだけで、キャラクター自体は好きじゃないかも知れない)
そのおかげで、どこの漫画でも必ずいるパターンのキャラや、
使い捨てのキャラでも
この漫画の中では存在感があります。
設定自体は、ごく平凡ですが
才能のおかげでクリアな結晶になった様な作品。
「今のヴェリタスユースはあの人のあの人によるあの人の為のチームだ」
ライバルはあの人ことシアンというライオンヘアー
のヘアピンヤギ目で、彼の趣味は人の心を折ること。
リヒトは最終巻で彼に羽根をむしり取られますが、
そのあと復活して
人に恐怖ばかりを与えてきたシアンに
恐怖を抱かせて試合の決着はつけずに、終わります。
文字で見てると消化不良の打ち切りそのものですが、マンガで確認してもらえると、これ以外ないというくらい綺麗に終わっています。
まだ1巻目では、名前でしか出ていませんが、
あの人ってボルデモート(「Harry Potter」という魔法ファンタジー映画に登場する主人公ハリーのラスボスであり、魔法世界の大悪玉)かよと。
この人は何を思いながら漫画を描いたり考えたりしているのかわかんなくて不気味ですね。
どこまでネタでどこまで本当の事なのか。
「最強になれるまで練習する それだけ!!」
主人公に魅力がない漫画でもあります。(人間味がない天才な性格。)
主人公に魅力は無いけど、主人公の境遇には魅力があって、その直接の犯人であるラスボス:シアンが魅力的な漫画でもあります。
熱気と心臓の鼓動とを楽しむ感じですかね。
「たとえ全員倒れても自分だけは倒れない覚悟が、あんたにはない!!」
マネージャーが加わった所で一巻はお終い。
おまけの読み切りは入っておりません。
表紙のピンクの制服を着た
スタイルのいい彼女がマネージャーです。
最後の話(マネージャー)は息抜きの日常回みたいですね。
普通に面白くて好きです。
つづきます
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