2013年9月1日日曜日

「地球へ・・・」中公文庫とアニメ版のレビューです


「原作派かアニメ派か」


1977年~1980年に連載され
2007年にテレビアニメとして放送された
竹宮恵子原作作品「地球へ・・・」の中身とそれについての感想になります。



私は原作連載時にも、映画になった時も
初代アニメの時にも生まれてはおらず
この作品を知ったのは2007年のアニメを見てなので、基本はアニメの話の方に肩入れすると思います。
「地球へ」だけの話じゃなく、原作から入れば原作至上主義に、アニメから入ればアニメ持ちになる傾向は当たり前だと思うんで、
それ以上でもそれ以下でもないです。


「どういうストーリー?」


SFの十八番、機械に統制管理された人間社会の中で、「普通の人間」たちはそのシステムに順応しているなか、それから外れる「不純物」がいる。
その不純物たちが「機械が人間を支配する」システムを破壊する話です。

最初テレビで見たときは
「またこんな前時代の時代遅れで的外れの古臭いモノ見せられなきゃならんのか」と
ほっといたんですが、レンタルで見てみると
実にわたし好みの作品でしたので今では
DVDを持っている次第です。

「人間が悪いのよ!!」な話ばっかでしたから。
アニメとかTV自体が。ジブリとか
ドラえもんの環境破壊がなんたらとかいうのが
その代表でしょうかね。
つまんねーんですよね。話として。
こっちは責められるだけの説教聞きに来てるわけじゃねーのにネチネチネチネチ。

地球へもそれの類なのかなと思ってましたが
見てみれば全然違った。
とはいえ、(アニメの)1話目は飛ばしてみるくらい退屈で
ダラっとしているし、なんかアメリカンなのも?なのは事実です。
アレ以外の見せ方あるか?と考えればあれ以外ないけれど。

この作品は原作大好きな人が多いみたいで、
何かとつけてはアニメの展開に文句が多いようです。(ブルー生存、ピーターパン)
一部批判でなくてアニメの存在自体を否定しているようにしか見えないんですけどね。
アニメ見てから原作見た派としては、原作の方が「ねーよ」としか思えないので、原作原作言ってる人の考えはわからないです。
アニメ化してなきゃ誰も単行本をいきなり買おうなんてしないだろうに。
その辺の功績をないがしろにしている人が批判するんですかね。

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