2013年9月2日月曜日

プロローグ~「地中深く眠れる獅子 永遠の時のかなたに目覚め 目覚め百億の光超えて地球へ来たらむ」


「文字数多いな・・・なんだこの少女漫画的表情の描き方・・・」


これが初見の私の感想です。
B5の文庫本サイズですから余計にそう感じる
部分も大きい。
「少女漫画なんだよな~」って思うしかない。


物語の系統ですが、舞台は遥かな未来。
SD体制というシステムを守る人類と、それを乱す「ミュウ」と呼ばれる新人類の戦いというコンセプト。

主人公はSD社会から抹殺される側である「ミュウ」側で、ミュウの生存権を認めてもらうために
地球=テラに行くことを、先代のブルーから託され、それを果たし死にます。

最後にはみんな死ぬんですが(理由もなしに)
その後・・・みたいなのがあります。
結局ミュウは生き残ったのかどうなったんだか
わけわからん終わりでした。
本音それだけじゃなく本編も
読んでても、よくわかんないですけどね。



地球の荒廃の原因は人間なので地球から去りましょう。
そして、教育や生活スタイルを、徹底させて
2度と過ちを、繰り返さない様に、
コンピューターが人間のブレインとなる事を認めます。
という主旨の(親の顔色をうかがう子供状態に洗脳された人類。母=マザーコンピューターの命令は絶対命令)、世界観の説明の後、
年若き預言者「フィシス」
年若い指導者「ブルー」の2人が、
ミュウの未来について、話し合っている場面へ。


ミュウというのは「ミュータント:突然変異」
の略で、
主人公「ジョミー・マーキス・シン」と
先の2人の「種族」の名称でもあります。
そしてミュータントたるゆえんはその超能力。
ESP(エスパー)能力の有無でこの世界(社会)では処分されてしまうので(マザー曰く「聞き分けのない子は存在してはいけない(ミュウはSD体制に順応しない)。秩序を乱すものは処分しなくてはいけない」)、
エスパーであるミュウたちは人類に見つからぬよう、
地中に船を忍ばせて暮らしています。
で新しく「目覚めた者」は人間たちに処分される前に保護してこの船の中に導くと。


この物語の主人公は
現ミュウの長(リーダー)
「ブルー」の後を継ぎ、ミュウたちの新たな指導者
として母船に迎えられます。
第一部はそこまでのお話です。

母船にきたジョミーに対してのハーレイ
の態度。本人は事実を言ってるだけなんでしょうけど、
「思考を読むことも隠すことも出来ない~不完全な~」聞いてるジョミーの気持ちになれば
「お前はバカだ。こんなこともまともに出来ない」
と出し抜けに言われたのと変わんないですね。
ヒドイ。

医者のジョミーを責める口のきき方も。
完全にミュウの方が悪いしジョミーが責められる
道理がない。

人類側の主人公でありジョミーの宿敵
キースアニアンの話はこちら


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