2013年9月3日火曜日

機械の申し子~中公文庫版地球へ・・・第2章感想part1


「シロエと呼んでください」


主人公ジョミーのソルジャー承認の後、
成人検査突破組は何をするのかの話です。




成人検査を通過した非ミュウ(現存人類)は
教育ステーションに運ばれて、さらなる
マザーコンピューターによる教育を受けます。

原作ではどうなのか今一つ掴めにくいですが
今回の人類側の主人公「キース・アニアン」
と彼の友達でありミュウ側の主人公「ジョミー」の
幼馴染である「サム・ヒューストン」の2人は
成人検査の中でも特に優秀な成績を収めた
エリート組で、今章の舞台は地球へ行ける組である、
「メンバーズエリート」を育成するコースに属し
子どもたちを育て、生活するものは「コモン=普通人」というコースに分かれています。

恋愛をするとコモンコースに移ることになり
恋愛感情はマザーが記憶をいじってもどうにも
ならないという設定らしいです。

でキースアニアンは今年で卒業組の状態から始まり、
彼に対してつっかかってくる下級生の一年組
「セキ・レイ・シロエ」がキーパーソンとなって
キースの、他の人間とはまるで違う出生の秘密が
明らかとなることになります。

ここの結婚→コモンコースの具体例として
スウェナが登場。原作では説明の為の即退場キャラですが、
アニメではサムと同じくジョミーと一緒にいた
3人の幼馴染という設定で、ジョミーたちが
ナスカ崩壊後地球へ向けて人類と戦う展開の後
ジャーナリストという立場で人間でありながら
ミュウの船内に立ち入ったり、
キースの遺したメッセージを公開したりと
重要なポジションです。

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